Bリーグにプロ野球選手が登場!舞洲だからできる、競技横断型エンターテインメントとは

パ・リーグに所属し、全国有数の設備を構えるプロ野球チーム、オリックス・バファローズ。B1リーグに所属し、Bリーグの中でもトップクラスの演出を誇るプロバスケットボールチーム、大阪エヴェッサ。

<参考>
未来のスターを育む最高の施設。オリックスが舞洲に構えた新拠点がスゴイ!
Bリーグトップクラスの満足体験を舞洲で。最高の演出を体感せよ!

共に舞洲に拠点を持つ2つのチームが、同じ時と場で、バスケットボールという一つの競技の熱狂を共有する瞬間が、1月16日に行われた大阪エヴェッサのホームゲームで実現しました。この日は、両チームのタイアップにより様々なイベントが行われ、普段のBリーグの試合とは一味違う雰囲気を味わうことができました。

<取材・文・写真:市川紀珠>

舞洲を、関西のスポーツのランドマークに

2019年1月16日、おおきにアリーナ舞洲での大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズ戦において、大阪エヴェッサとオリックス・バファローズによるタイアップ企画「冬の陣」が開催されました。

オリックス・バファローズ球団公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」によるミニライブやオリックス・バファローズの山﨑颯一郎選手によるトークショー、「BsGirls」と大阪エヴェッサのガールズパフォーマンスユニット「BT」によるスペシャルハーフタイムショーなど、アリーナを盛り上げる華やかな企画が行われました。

今回のタイアップの背景について、大阪エヴェッサの舞洲プロジェクト担当である城秀樹氏はこう語ります。

「2016年秋のオリックス・バファローズさんの京セラドームでのファン感謝祭に、大阪エヴェッサのチームキャラクターのまいどくんとスタッフを呼んでいただいたのがきっかけです。ファン感謝祭の中でのフリースローイベントに出させていただきました。我々はシーズン中だったのですが、その後すぐにオリックスさんに冬の陣の協力依頼を出したんです。

シーズンオフ中で野球ロスになっているオリックスファンの人達にプロバスケの楽しさを知ってもらい、またエヴェッサブースターさんにもオリックスさんのファンになってもらう施策ができないかなと。夏はオリックス、冬はエヴェッサと一年通じて大阪をホームタウンとする両チームの応援をしてもらいたいなと思っています。」

両チームが舞洲に拠点を構えており、双方のファンにとっても耳馴染みがよいという部分も含めた「地の利」を活かした他競技とのコラボ。

まさに日本国内でも舞洲でしかできないことと言えるでしょう。

 

コラボは今回限りではないどころか、未来に向けて加速することも考えられます。その追い風となるのが2025年に開催が決まった大阪万博。

「万博開催が決定し、今後、大阪のベイエリアが大きく発展を遂げます。当然我々が拠点を置く舞洲エリアも大きく変わる事が予想されます。そのベイエリアの賑わいを生かすべく、3チームのファンが一同に集え、交流を温めることができるスポーツカフェの様な施設があれば楽しいのではと思っています。」と期待を寄せるのはオリックス・バファローズの舞洲プロジェクト担当を務める小浜裕一氏。

「昨年の舞洲バファローズスタジアム(現オセアンバファローズスタジアム舞洲)のオープニングゲームのときには、こけら落としのホークス戦開催日に我々もホームゲームがありました。昼はプロ野球を楽しんで、夕方からはプロバスケを楽しんでもらえるように、当日のオリックスさんの試合の半券で特別割引で入場いただける施策もさせていただきました。

このような舞洲でしかできない体験を作り出しながら、いつかは大阪だけでなく、関西のスポーツのランドマークのような場所になれればと思ってます。」大阪エヴェッサ・城氏もこう語るように、それぞれのチームが舞洲だからこそできるプロモーションに力を入れています。

オリックス ・バファローズ、大阪エヴェッサ、そしてJ1リーグに所属するサッカーチームであるセレッソ大阪。日本では複数の競技に興味を持つこと自体が珍しい中で、舞洲では「プロ」というトップレベルの3チームが共存する空間として、異なる競技を同じ場所で体感できます。これらの3チームでは、試合の雰囲気や競技自体も、それぞれが特有の魅力を持っています。それぞれの競技を楽しむのはもちろん、今回のような競技横断型のコラボ企画からも、今後目が離せません。

 

アリーナに入った瞬間から感じられる、2競技の掛け合わせ

JR環状線・西九条駅から出ている81系統・舞洲スポーツアイランド行きに乗り約35分、JRゆめ咲線・桜島駅から舞洲アクティブバス(2系統)に乗り約15分で、大阪エヴェッサの拠点であるおおきにアリーナに到着します。

アリーナに入ってすぐ、大阪エヴェッサのチームキャラクターのまいどくんとオリックスのマスコットのバファローベルがお出迎え。アリーナに入場して右手すぐに設置されているCLUB EVESSAのブースでは、CLUB EVESSA会員限定にオリックス・バファローズのレプリカユニフォームが先着300名対象にプレゼントされました。

 

最高潮の一体感へ

昨年度の11月に行われた同カードでは、大阪エヴェッサは京都ハンナリーズ相手に78-65で敗戦。悔しい思いを晴らそうとする選手たちに、試合前から力強い応援が送られました。

まず、大阪エヴェッサのガールズパフォーマンスユニット「BT」のパフォーマンスに先立ち、オリックス・バファローズ球団公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls(ビーズガールズ)」が会場の興奮に火をつけました。

 

この日、オリックス・バファローズの選手がゲストとして来場することが前もってアナウンスされていたこともあり、プロ野球選手を一目見ようとアリーナに足を運んだファンも多かったはずです。以前にも舞洲VOICEの対談に応じてくれたオリックス ・バファローズの山﨑颯一郎選手も早速登場し、MCと共に両ダンスユニットを紹介しました。山﨑選手は、まだプロ3年目で今年成人したばかりの若手選手でありながら、昨年度侍ジャパンU-23に選抜されるなど、今季オリックス・バファローズが期待を寄せる投手のうちの一人です。

 

【特別対談】斧澤隼輝×山﨑颯一郎。期待の新人2人が大阪と舞洲を盛り上げる!
【特別対談】山﨑颯一郎×斧澤隼輝。期待の若手2人が舞洲でプレーをするまで

 

試合は一進一退の攻防を繰り返し、35-29と、大阪エヴェッサがリードしハーフタイムを迎えました。そのハーフタイムでは「BT」と「BsGirls」が今回初の試みとなる合同パフォーマンスを披露。会場の一体感を大きくしました。

 

ファンとの椅子取りゲームならぬ“ボール取りゲーム”も行われ、山﨑選手が音楽を止める役割を任されました。その後山﨑選手がサインボールを投げ込んだり、両チームのマスコットがコラボダンスを披露したりと、それぞれが会場を盛り上げました。

 

試合は、最後まで展開が読めない接戦となり、会場の雰囲気は最高潮に。最終的に試合の流れを掴んだ京都ハンナリーズが、今回の試合を67-58で制し、大阪エヴェッサは惜しくも破れてしまいました。

試合後、山﨑選手は会場の雰囲気やバスケの魅力について、「みんなで一丸となって応援できたかなと思えます。試合自体は常に点差が入れ替わったりするスポーツなので、気が抜けない感じでしたね。常に盛り上がっているなと。アドレナリンが出るような感じでした。」と話しました。

また、山﨑選手のユニフォームを着ているオリックスのファンも来ていたことを伝えると、「嬉しいですね。野球とは関係のないところでも来てくれるファンの方々がいるので、そういう方たちの応援に応えたいなと。」今年こそは一軍でプレーしている姿をファンに見せたいという思いを、笑顔で語ってくれました。「一回だけエヴェッサの試合はプライベートで見に来ました。盛り上がりというか、面白さもあったので。すぐそこですからね(笑)」オリックス ・バファローズの選手寮からアリーナまで近いこともあり、またぜひチームメイトを誘って見に来たいと、今後の観戦も楽しみにしていました。

 

プロスポーツが同居する舞洲だからこそ実現した今回の企画。「関西のスポーツランド」として、舞洲がこれからも発展し続け、たくさんの感動を届けてくれることは間違いないでしょう。舞洲がこれからどう進化してプロスポーツ界を率い、大阪のスポーツの拠点となっていくのか、その今後に期待がかかります。

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